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オカメインコの健康管理は、なんといっても規則正しい生活からです。人間と同じですけどね(^^)
もし一緒に暮らしている飼い主の生活リズムが不規則であっても、ケージを掃除する時刻や外に出して遊ばせる時間、起床・就寝時刻などを決めておけば大丈夫です。
寝かせるときには、室内が明るくてもケージに暗幕をかけることで、静かによく寝てくれます。
ご家庭で簡単に測れるバロメーターは体重です。
ヒナを育てているときだけでなく、成鳥になっても体重測定の習慣を残しておきましょう。
スケールに直接乗せて測らせてくれれば問題ないんですが、ウチのオカメさんたちは、ヒナの頃からスケールの上に乗るのを怖がっていました。
そんなコたちの体重は、こんなふうにして測りましょう!
まず、エサ入れやいつも乗っている物に止まらせた状態で、スケールに乗せます。そのときの数値から、オカメさんが乗っていないエサ入れの重量を引けば、体重が計算できます。
なお、お腹いっぱいのときと空腹時とでは約5グラムもの差が出るのも覚えておくとよいでしょう(うちの子は小食なので1~2グラムしか差が出ない…)。
菌や脂粉という羽の間の粉などを落とすための水浴びですが、オカメによって好き嫌いがあります。
ふつうのコは、だいたい週1回のペース。嫌いなコは不定期でよいので、遊びの一環として行えばよいでしょう。
大きめの水浴び用容器を入れてあげるか、キッチンやお風呂の水道で水をかけてあげましょう。
お湯は、羽毛の表面にある油脂が溶けちゃうので、かえって体を冷やすことになります。
冬でも”水”浴びで結構です。
頭や肩に乗られたときにちょっと爪が痛く感じることがあります。オカメの爪が伸びてきたなと思えば、人間と同じ爪切りでいいので、切ってあげましょう。
保定の仕方(持ち方)は、爪切りを持つ利き手と反対側の手でオカメインコを包み込みます。
人差し指と中指で首をはさみこみ、親指と中指・小指で体を支えてあげつつ、指を押さえます。体の大きい子なら、中指と薬指で首をはさみこんでみてください。
日光や電灯に爪を透かして、血管が途切れた部分のすぐ先を切ります。
ノーマルオカメさんのように爪が黒い場合は、透かすことができないので、伸びて鋭い部分のみを切ります。
もし出血してしまったら、火を消したマッチか線香で「ジュッ」と焼いて止血します。殺菌効果もありますので、恐れずに「ジュッ」とやりましょう。
かわいいオカメインコさんを事故から防ぐために、羽切り(クリップ=翼の風切り羽を切ること)をする飼い主さんも多いそうですね。
風切り羽を切るのは痛くはありませんが、飛べなくなります。
ペットのオカメインコは外に逃げても生きていけないので、そういったことを予防するために羽を切るわけですが、人間の肩から落ちただけでも、飛べなくてケガすることもあります。羽切りが一概に事故防止できるとはいえないようです。
ちなみに我が家のオカメインコさんたちは、羽切りをしていないので、部屋から部屋へと自由に飛びまわっていますよ。