ケージの外に出ているときに事故が起こりやすいので、手乗りオカメインコさん、要注意ですよ!
- テレビの裏側に落ちて、首に配線がからむと、窒息します。
- さらに、狭いスペースに落ちた場合、翼を広げられず、這い上がってこられなくなると、ケガをしたり、放置されたまま空腹で力尽きたりします。
- ドアにはさまれて圧死、というのも、他のインコ同様に多い死因です。
その他、骨折やヤケドなど、すべては飼い主の目の行き届かないところでの事故です。飼い主がオカメの方に集中できない時間帯は、放し飼いをせず、オカメのお部屋(ケージ)の中にいてもらった方がかえって安全なのです。
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メカオ君
たまに知らないところまで探検しちゃうめか
オカメインコは、基本、臆病な鳥さんです。
ちょっとした物音にでもビックリして、大げさに騒いじゃうので、これを「オカメパニック」と呼んでいます。
視界に飼い主が急に姿を現すだけでも、オカメパニックになります。
なので、常に言葉をかけながら、オカメインコを思いやってあげてください。
特に地震の際には、「ミシミシミシミシ」と家屋が鳴り始めるので、オカメインコの冠羽が90度以上に立ち上がり、緊張と恐怖心はマックスになります。そして、本格的に揺れ始めると、ケージの中でバサバサと飛び始めます。いくら大きめのケージであっても、翼を広げながら、止まり木の間をバサバサと暴れるので危険。十中八九、流血の現場になります。
出先から帰ってきて、血が混じった羽が散乱していたら、地震があったのかと分かることもしばしば。
外で遊んでいるときにオカメパニックを起こすと、事故の原因になりかねませんので、目の届く範囲で放してあげるようにしましょう。
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ピクオ君
パパがいつもと違う新しい服を着ただけでパニクるぴく!